北秋田市議会 > 2021-12-07 >
12月07日-01号

  • "財政調整基金繰入金"(/)
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  1. 北秋田市議会 2021-12-07
    12月07日-01号


    取得元: 北秋田市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-03
    令和 3年 12月 定例会       令和3年 北秋田市議会12月定例会会議録                        (令和3年12月7日)第1日目  令和3年12月7日、北秋田市議会定例会は、北秋田市議会議事堂に招集された。1、出席議員は、次のとおりである。     1番  山田博康         2番  三浦倫美     3番  小笠原 寿        4番  虻川 敬     5番  杉渕一弘         6番  佐藤光子     7番  福岡由巳         8番  久留嶋範子     9番  武田浩人        10番  佐藤文信    11番  永井昌孝        13番  長崎克彦    14番  板垣 淳        15番  関口正則    16番  堀部 壽        17番  佐藤重光    18番  中嶋洋子        20番  黒澤芳彦2、欠席議員は、次のとおりである。    なし3、地方自治法第121条の規定により、会議事件説明のため出席した者は、次のとおりである。 市長       津谷永光   副市長      虻川広見 教育長      佐藤昭洋   総務部長     河田浩文 財務部長     佐藤 進   市民生活部長   小松正彦 健康福祉部長   石崎賢一   産業部長     佐藤栄作 産業部政策監   金澤 誠   建設部長水道局長 浅村武則 教育次長     小坂竜也   会計管理者    宮腰正樹 消防長      長岐篤市   総務課長     松橋みどり 総合政策課長   長岐孝生   財政課長     西根弘樹 市民課長     小笠原 武  福祉課長     小笠原 隆 高齢福祉課長   鈴木雅昭   農林課長     三沢 聡 都市計画課長   高橋将樹   教委総務課長   金田浩樹 建設課長     藤原甚英4、職務により議場に出席した事務局職員は、次のとおりである。 事務局長     米澤田茂   次長       佐藤敏文 副主幹      松岡繁広5、会議事件は、次のとおりである。       令和3年 北秋田市議会12月定例会議事日程                               (第1)     開会     開議     議長の諸報告(文書) 日程第1 会議録署名議員の指名 日程第2 会期の決定 日程第3 市長の行政報告      (議案等の上程) 日程第4 議案第80号 北秋田市職員の懲戒の手続及び効果に関する条例の一部を改正する条例の制定について 日程第5 議案第81号 北秋田市ふるさと寄附金基金条例の制定について 日程第6 議案第82号 北秋田市介護予防・地域支え合い事業利用者負担金徴収条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例の制定について 日程第7 議案第83号 北秋田市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について 日程第8 議案第84号 令和3年度北秋田市一般会計補正予算(第7号) 日程第9 議案第85号 令和3年度北秋田市国民健康保険特別会計補正予算(第2号) 日程第10 議案第86号 令和3年度北秋田市国民健康保険合川診療所特別会計補正予算(第3号) 日程第11 議案第87号 令和3年度北秋田市介護保険特別会計補正予算(第3号) 日程第12 議案第88号 令和3年度北秋田市立阿仁診療所特別会計補正予算(第2号) 日程第13 議案第89号 令和3年度北秋田市立米内沢診療所特別会計補正予算(第2号) 日程第14 議案第90号 令和3年度北秋田市水道事業会計補正予算(第2号) 日程第15 議案第91号 令和3年度北秋田市下水道事業会計補正予算(第3号) 日程第16 議案第92号 北秋田市クウィンス森吉指定管理者の指定について 日程第17 議案第93号 北秋田市打当温泉マタギの湯の指定管理者の指定について 日程第18 議案第94号 北秋田市ふるさとセンターマタギ資料館)の指定管理者の指定について 日程第19 議案第95号 北秋田市農業者健康管理施設指定管理者の指定について 日程第20 議案第96号 北秋田市農林水産物直売食材供給施設指定管理者の指定について 日程第21 陳情第42号 安全・安心の医療・介護・福祉を実現し、国民のいのちと健康を守るため国に意見書提出を求める陳情 日程第22 陳情第43号 精神保健福祉の改善について国に意見書提出を求める陳情 日程第23 陳情第44号 安全・安心の医療・介護・福祉を実現し、国民のいのちと健康をまもることを国に求める意見書提出の陳情 日程第24 陳情第45号 介護をする人・受ける人がともに大切にされる介護保険制度への転換を求める国への意見書提出の陳情 ○議長(黒澤芳彦)  おはようございます。 ただいまより令和3年北秋田市議会12月定例会を開会いたします。   (開会)                    (10時00分) ○議長(黒澤芳彦)  ただいまの出席議員は定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。   (開議)                    (10時00分) ○議長(黒澤芳彦)  議長の諸報告及び地方自治法第121条の規定に基づく出席者については、お手元に文書で配付しておりますのでご了承願います。 ○議長(黒澤芳彦)  それでは、日程順に進めてまいります。 日程第1「会議録署名議員の指名」を行います。 会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、3番 小笠原 寿議員、4番 虻川  敬議員、6番 佐藤 光子議員の3議員を指名いたします。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第2「会期の決定」を議題といたします。 議会運営委員長の報告を求めます。 議会運営委員長。 ◆議会運営委員長(小笠原寿) (議会運営委員長 小笠原 寿君登壇) おはようございます。 令和3年北秋田市議会12月定例会に当たりまして、去る11月26日と29日に議会運営委員会を開催いたしましたので、その経過と結果についてご報告いたします。 最初に、本定例会の会期でございますが、当局より提案された議案件数は、条例案4件、補正予算案8件、単行議案5件の合計17件と請願、陳情が4件でありました。当局より総務部長総務課長の出席を求め、提出議案について概要説明を受けております。 協議の結果、会期を本日から12月17日までの11日間としております。会議の日程については、お手元に配付の日割(案)のとおりでございます。 一般質問は、11月29日午前10時で締め切ったところ、9名からの通告があり、協議の結果、1日目に5名、2日目に4名ということにいたしました。 そして、本定例会でも、新型コロナウイルス感染症防止のため、マスクの着用及び説明員の入替え等、これまでと同様の対策といたしますが、新たに演台にアクリル板を設置いたしておりますので、登壇して発言の場合はマスクを外して発言いただき、自席での発言の場合は、これまでと同様にマスクをしたままで発言されるようお願いいたします。 また、傍聴席も同様に感染防止に努める必要があることから、マスクを着用していただきます。 以上でございますが、議会運営につきましてはよろしくご協力のほどをお願い申し上げ、議会運営委員長の報告とさせていただきます。 ○議長(黒澤芳彦)  お諮りいたします。 本定例会の会期は、議会運営委員長の報告のとおり、本日から12月17日までの11日間とすることにご異議ございませんか。   (「異議なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  ご異議なしと認めます。 よって、会期は本日から12月17日までの11日間と決定いたしました。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第3「市長の行政報告」を行います。 なお、行政報告はお手元に配付しておりますので、朗読を省略いたします。 ○議長(黒澤芳彦)  これより議案審議に入りますが、先ほどの議会運営委員長の報告にありましたように、演台にはアクリル板を設置しておりますので、登壇にての発言の場合はマスクを外して発言をいただき、自席の場合はマスク着用のまま発言されるようお願いいたします。 それでは、日程第4「議案第80号、北秋田市職員の懲戒の手続及び効果に関する条例の一部を改正する条例の制定について」 日程第5「議案第81号、北秋田市ふるさと寄附金基金条例の制定について」の2件を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 総務部長。 ◎総務部長河田浩文) (総務部長 河田 浩文君登壇) おはようございます。 条例案2件について提案いたします。 議案第80号、北秋田市職員の懲戒の手続及び効果に関する条例の一部を改正する条例の制定について。 北秋田市職員の懲戒の手続及び効果に関する条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものとする。 令和3年12月7日提出。北秋田市長 津谷 永光。 提案理由。 公務員の懲戒処分に関する情勢の変化を踏まえ、停職処分をすることができる期間の上限を変更する必要があるため、所要の規定の整備を行うものである。 次のページは改正条文、その次のページは新旧対照表となりますが、新旧対照表で説明いたしますので、一番最後のページ、新旧対照表をお開きください。 改正の内容は、停職処分の上限を6か月から1年に改正しようとするものです。 改正の背景を申し上げます。 懲戒処分は4種類ありまして、重い順に免職、停職、減給、戒告となっております。2番目に重い処分である停職の最長の期間が停職6か月であり、それより重い処分は免職となりますが、処分の量定を決定するに当たり、停職6か月と免職との乖離が大きく感じられること、また国・県における停職期間の上限が1年となっていることなどを考慮し、停職期間の上限を6か月から1年に改正しようとするものです。 施行日は令和4年4月1日としております。 議案第80号の概要は以上であります。 続いて、議案第81号を提案いたします。 議案第81号、北秋田市ふるさと寄附金基金条例の制定について。 北秋田市ふるさと寄附金基金条例を別紙のとおり制定するものとする。 令和3年12月7日提出。北秋田市長 津谷 永光。 提案理由。 北秋田市を応援するために個人または法人から寄せられた寄附金を適正に管理し、寄附者の意向を反映した施策の推進に活用するため、所要の規定を定めるものです。 最初に、本基金条例の概要を申し上げます。 ふるさと寄附金につきましては、令和2年度決算で約5億円、令和3年度予算現計で11億円と、大幅な収入増を見込んでおります。個人からのふるさと寄附金については、寄附者に4つの事業のうちから寄附の使い道を選んでいただいておりますが、寄附額の増加に伴って、寄附年度での意向に沿った活用が困難となる事態が懸念されるようになりました。また、今後、企業からのふるさと寄附金についても、積極的に働きかけを行うことで、収入増を見込んでおります。 このようなことから、基金を整備し、寄附年度での活用が困難な場合は、寄附者の意向に沿った事業を実施するまでの間、寄附金を基金で管理することを目的に、本基金条例を制定しようとするものです。 2ページ目をお開きください。 2ページ目、そして3ページ目が条文となりますが、2ページ目の第2条で、基金の原資となるべき3つの寄附金を規定しております。第1号は企業版ふるさと納税寄附金、第2号はふるさと納税寄附金、これは個人からのふるさと寄附金を規定するものです。第3号は市長が適当と認めるものとしております。 第3条以降は、通常の基金条例の規定となっております。 施行日は公布の日としております。 議案第81号の概要は以上です。 以上、2条例案について、よろしくご審議くださいますようお願いいたします。 ○議長(黒澤芳彦)  あらかじめ申し上げますが、今後上程する議案は所管の常任委員会に付託するものであります。したがいまして、質疑は細部にわたらぬよう大綱にとどめ、また、自分の所属する委員会に付託される議案やそれに関連する部分についての質疑、また単純な質問や数字のみを求める質疑、議員個人の考えに対して当局へ回答を求める質疑などは控えていただき、簡潔明瞭な質疑をしていただきたいと思いますので、ご協力をお願いいたします。 これより本件に対する大綱質疑を行いますが、議案番号を特定してお願いいたします。 質疑ございませんか。   (「なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第80号と議案第81号の2件は、総務文教常任委員会に付託いたします。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第6「議案第82号、北秋田市介護予防・地域支え合い事業利用者負担金徴収条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(石崎賢一) (健康福祉部長 石崎 賢一君登壇) おはようございます。 それでは、ご提案申し上げます。 議案第82号、北秋田市介護予防・地域支え合い事業利用者負担金徴収条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例の制定について。 北秋田市介護予防・地域支え合い事業利用者負担金徴収条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものとする。 令和3年12月7日提出。北秋田市長 津谷 永光。 提案理由。 外出支援サービス利用者負担金の軽減に係る経過措置について延長する措置を講ずるため、所要の規定の整備を行うものでございます。 次のページが改正条文新旧対照表となっております。 一番最後の議案第82号資料をご覧ください。 この条例は、令和2年12月議会におきまして議決をいただきました外出支援サービスに係る利用者負担金の一部改正に関し、令和3年度に実施した負担軽減の延長措置を令和4年度までさらに延長する措置を講ずるものでございます。 改正理由です。 現在、新型コロナウイルス感染症新規感染者は減少しているものの、これまで地域経済の停滞や利用者の感染症対策において大きな影響を与えてまいりました。また、新型コロナウイルスの新たな変異株であるオミクロン株などの感染症の発症など、予断を許さない状況であります。長引くコロナ禍において、感染対策は今後も継続しなければならず、利用者の経済的負荷に加え、来年2月頃から予定しておりますワクチンの追加接種などを勘案し、令和4年度に予定している外出支援サービス利用者負担金経過措置による引上げを行わず、現状のままとし、以後、1年ずつ実施を先送りするよう改正するものでございます。 概要でございますが、改正前ですと、来年度が差額の6割を改正前の負担金に加えた額を、令和5年度からは改正後の負担金の額にするものでしたが、今回の改正では、来年度も今年度と同じ差額の3割を改正前の負担金に加えた額とし、以後、1年ずつ先送りし、令和6年度から改正後の負担金の額に改正しようとするものでございます。 なお、附則として、この条例は公布の日から施行するものです。 以上が北秋田市介護予防・地域支え合い事業利用者負担金徴収条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例の制定についての説明です。よろしくご審議をお願いいたします。 ○議長(黒澤芳彦)  これより本件に対する大綱質疑を行います。 質疑ございませんか。   (「なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第82号は、市民福祉常任委員会に付託いたします。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第7「議案第83号、北秋田市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 市民生活部長。 ◎市民生活部長小松正彦) (市民生活部長 小松 正彦君登壇) おはようございます。 ご提案申し上げます。 議案第83号、北秋田市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について。 北秋田市国民健康保険条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものとする。 令和3年12月7日提出。北秋田市長 津谷 永光。 提案理由。 健康保険法施行令等の一部を改正する政令の公布に伴い被保険者へ給付する出産育児一時金の金額を改正するなどの必要があるため、所要の規定の整備を行うものでございます。 次のページから改正条文、それから新旧対照表となってございます。 最後の4ページ目、条例の概要、資料により説明を申し上げます。 このたびの改正は、2つの改正がございます。1つが被保険者としない者に関する規定の追加、もう一つが出産育児一時金に関する規定に関する改正でございます。 初めに、被保険者としない者に関する規定の追加、条例第4条となりますが、扶養義務者のない児童福祉施設に入所している児童等については医療費の全額が公費負担となることから、当該児童等国民健康保険の被保険者としない者として条例に定めるものでございますが、このことについては、従前よりこのとおり運用しているところでございますが、省令により条例で定めるものとされておることから、このたび所要の改正を行うものでございます。 次に、出産育児一時金の給付額の改正、条例第6条関係となります。 産科医療保障制度の見直しに伴い、当該制度の掛金が1万6,000円から1万2,000円に引き下げられたところでございますが、被保険者へ給付する出産育児一時金の金額についてはこれまで同様42万円を維持するため、出産育児一時金及び家族出産育児一時金の支給額を現行の40万4,000円から40万8,000円に引き上げるという健康保険法施行令の改正に合わせ、条例の改正を行うものでございます。 施行期日は、1については公布の日から、2については令和4年1月1日から施行するものでございます。 以上、よろしくご審議くださいますようお願いいたします。
    ○議長(黒澤芳彦)  これより本件に対する大綱質疑を行います。 質疑ございませんか。   (「なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第83号は、市民福祉常任委員会に付託いたします。 ○議長(黒澤芳彦)  ここで、説明員の移動のため、暫時休憩いたします。   (休憩)                    (10時22分) ○議長(黒澤芳彦)  再開いたします。   (再開)                    (10時23分) ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第8「議案第84号、令和3年度北秋田市一般会計補正予算(第7号)」を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 財務部長。 ◎財務部長(佐藤進) (財務部長 佐藤  進君登壇) おはようございます。 それでは、ご提案申し上げます。 議案第84号、令和3年度北秋田市一般会計補正予算(第7号)。 令和3年度北秋田市一般会計補正予算(第7号)は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算の補正。 第1条、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億5,257万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ245億2,701万3,000円と定める。 2、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。 繰越明許費。 第2条、地方自治法第213条第1項の規定により、翌年度に繰り越して使用することができる経費は、「第2表 繰越明許費」による。 債務負担行為の補正。 第3条、債務負担行為の追加は、「第3表 債務負担行為補正」による。 地方債の補正。 第4条、地方債の追加、変更は、「第4表 地方債補正」による。 令和3年12月7日提出。北秋田市長 津谷 永光。 それでは、補正予算の概要を説明申し上げますので、7ページのほうをお開きください。 最初に、第2表、繰越明許費でございます。 8款2項道路維持事業といたしまして5,000万円を設定いたしておりますが、こちらは道路維持関係工事の発注時期平準化を図るため、雪解け後の速やかな発注を目指し、歳出予算の計上と併せまして設定するものでございます。 次のページをお開き願います。 第3表、債務負担行為補正でございます。 5件の追加をお願いするものでございます。 1件目でございますが、北秋田市ふるさと納税事業代行業務委託、期間につきましては令和4年度から令和6年度、限度額は2億3,595万円でございます。ふるさと寄附金に関しましては、寄附の受付から返礼品の発注、配送管理、また返礼品の新規開拓、情報発信等事業代行業務といたしまして、民間事業者に委託しておりますが、長期的な視野に立った業務が実施可能となるよう複数年契約とするために、債務負担行為を設定するものでございます。 2件目でございます。秋田内陸線管理運営業務委託、期間につきましては令和4年度から令和6年度までの3年間、限度額といたしましては1,817万2,000円となります。業務の対象といたしましては、秋田内陸線合川駅舎及び米内沢駅舎となりますが、複数年にわたっての安定した管理運営業務を行うために、債務負担行為を設定するものでございます。 3件目でございます。鷹巣斎場火葬等業務委託、期間につきましては令和4年度から令和6年度までの3年間、限度額につきましては2,033万3,000円となります。当該業務につきましては、単年度契約により現在、実施してございますが、安定的な運営に資することから複数年契約に変更するため、債務負担行為を設定するものでございます。 4件目でございます。市有スクールバス運行管理業務委託、期間につきましては令和4年度から令和6年度までの3年間、限度額につきましては1億9,259万7,000円となります。現在、市が保有してございますスクールバスは12台ございますが、直営にて現在、運行してございますこちらの車両の運行や管理をはじめとして、運転手の管理、事故防止といった観点から、民間の有する専門的な技術や知識を活用した安全管理体制を強化するため、こちらの市保有バス貸与による運行及び車両管理業務民間事業者に委託するとともに、4月より業務開始とする予定としてございますので、事前に契約行為を行うことから、債務負担行為を設定するものでございます。 5件目でございます。スクールバス運行業務委託、期間は令和4年度、限度額は2,997万5,000円でございます。現在、スクールバスの運行方法といたしましては、先ほどの、市の保有するバスによる直営以外といたしまして、2路線につきましては民間事業者による貸切りスクールバスの運行委託として実施してございますが、令和4年度より鷹巣地区に新たに1路線を追加運行する予定としておりますので、4月から運行をするに当たり支障を来すことのないよう事前に契約行為を行うために、債務負担行為を設定するものでございます。 次に、9ページになりますが、第4表、地方債補正でございます。 1件の追加、2件の変更となってございます。 最初に、追加でございます。 起債の目的といたしましては、産業振興促進奨励金等交付事業でございます。限度額といたしまして1,180万円の設定をお願いするものでございます。こちらは、産業振興促進条例に基づく奨励措置として交付する固定資産取得経費助成金及び事業所賃借料助成金の財源として発行するもので、起債の種類といたしましては過疎対策事業債のソフト分となるものでございます。 次に、変更でございます。 1件目は、綴子家の下線道路改良事業、限度額につきましては、補正前1億5,950万円から補正後1億6,010万円に60万円増額するというものでございます。こちらは、歳出に積算資料作成業務委託料として追加補正を行ってございますが、当該分を起債発行するため追加、変更するものでございます。 2件目でございます。中学校トイレ改修整備事業、限度額につきましては、補正前2,430万円から補正後2,570万円に140万円増額するものでございます。当該事業につきましては、当初、学校教育施設等整備事業債の発行を見込んでおりましたが、一部、補助対象とならないものを除きまして、防災・減災・国土強靭化緊急対策事業債に組替えすることになったことにより、起債の充当率が90%から100%になることから、追加、変更するものでございます。 なお、起債の方法、利率、償還の方法につきましては、それぞれ記載のとおりとなってございます。 次に、歳入歳出予算をご説明申し上げますが、今定例会にご提案申し上げております各会計の補正予算には、先月の臨時会におきまして条例改正いたしました期末手当の率改正による補正分を含む職員給与費等を計上しておりますが、一般会計分につきましては総額約2,280万円の減額となってございます。 また、原油価格の高騰に伴い、灯油、ガソリン等も高騰していることから、その不足分につきましても、全般的に今回の補正予算に計上してございます。 それでは、16ページからご説明申し上げます。 歳出予算の主なものでございます。 まずは、2款1項8目企画費の12節委託料にキャラクター装飾撤去委託として3万6,000円を計上いたしてございます。こちらは、令和3年度をもってサンリオとのキャラクター使用契約を終了することにしたことから、各庁舎の玄関に装飾しておりますそちらを撤去するための費用となるものでございます。なお、今回の補正予算におきまして、こちらのキャラクターに関する装飾及び看板の撤去に要する経費といたしまして総額62万2,000円を計上してございます。 それでは、18ページをお願いいたします。下段となります。 3款1項1目社会福祉総務費でございますが、19節扶助費に114万円を計上しております。こちらは、新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金支給事業といたしまして、緊急小口資金等の特例貸付けを利用できない世帯で一定の条件を満たしている世帯に対して、単身世帯で月額6万円、2人世帯で8万円、3人以上世帯で10万円を3か月間支給するものでございますが、今回の対象といたしまして計上しておりますのは、2人世帯が1世帯、3人以上世帯が3世帯の合計4世帯分を予定しているものでございます。 その次の3款1項2目老人福祉費の12節委託料に食の自立支援事業委託、次のページ、同じく委託料に外出支援サービス事業委託を計上しておりますが、どちらも利用の増加が認められることから、補正予算として計上するものでございます。 次に、3款1項3目の障害者福祉費の19節扶助費に3,584万3,000円を計上してございます。こちらは、障害者の各種福祉サービスの利用増加に伴い、介護訓練等給付費、厚生医療給付費、障害児通所等給付費等の増額補正をお願いするものでございます。なお、所要額の2分の1が国庫補助、4分の1が県補助となるものでございます。 続きまして、20ページをお願いいたします。 20ページの下段から21ページにかけまして、4款1項3目の予防費、こちらを482万2,000円計上しております。これは、2回目のコロナウイルスワクチン接種完了後、8か月以上経過した方を対象として、今年度内に3回目の新型コロナウイルスワクチン接種を実施するための経費を追加するものでございます。なお、今回の補正は、現行予算で不足する経費の追加分となってございます。なお、この3回目の接種につきまして、集団接種につきましては、高齢者等の施設巡回接種は1月から、交流センター、森吉庁舎と阿仁庁舎及び合川診療所で予定してございます特設会場での接種は、2月からの接種を予定してございます。 次に、23ページのほうをお開き願います。 下段のほうになりますが、7款1項4目企業誘致対策費、18節に固定資産取得経費助成金として1,069万4,000円を、またその下、事業所賃借料助成金といたしまして120万円を計上しておりますが、いずれも産業振興促進条例に基づく助成金といたしまして、固定資産取得経費助成金は2社に対して設備等の投資額の10%を、事業所賃借料助成金は1社に対して建物の賃借料の50%をそれぞれ交付するものでございます。 続きまして、25ページをお願いいたします。 8款2項2目の道路維持費の14節工事請負費に5,000万円計上してございますが、これは、先ほど繰越明許費の際にもご説明申し上げましたが、道路維持工事の発注時期の平準化を図るため補正計上するものでございます。 続きまして、27ページをお願いいたします。 上段、10款1項8目遠距離通学費の17節備品購入費にドライブレコーダー購入費として72万6,000円を計上してございますが、現在、市が保有しておりますスクールバス12台全台に対しまして、前方及び車内撮影用のドライブレコーダーを整備する費用として計上するものでございます。 その下でございますが、10款1項9目公立学校情報機器整備費の17節備品購入費にWi-Fiルーターとして215万4,000円、ウェブカメラといたしまして116万4,000円を計上しております。最初に、Wi-Fiルーターでございますが、こちらは、小学生並びに中学生の保護者に対し、その児童生徒の家庭学習等の貸出し分として、全家庭に対する貸出調査結果に基づき、必要台数であります110台を購入するものであります。また、ウェブカメラでございますが、こちらは、学校からの遠隔学習機能強化用として授業配信等に使用するため、現所有パソコンの附属用カメラといたしまして94台を購入するものでございます。なお、所要額のうち、Wi-Fiルーターにつきましては1台当たり1万円を上限として、またウェブカメラにつきましては1校当たり上限3万5,000円の2分の1がそれぞれ国庫補助となるものでございます。 最後に、30ページをお願いいたします。 13款2項11目きたあきたふるさと寄附金基金費といたしまして24節積立金に1,000円を計上しております。こちらは、先ほど条例提案申し上げてございます北秋田市ふるさと寄附金基金条例に関連して、寄附金の適正管理及び寄附者の意向を反映した施策の推進に活用するまでの間、寄附金を管理するための基金を設置することとしていることから、目を新設し、存置額として計上するものでございます。 続いて、歳入をご説明申し上げますが、歳入予算につきましては、一部を除きまして、歳出予算に計上しております各事業の特定財源となっておりますので、そちらにつきましては特定財源説明資料をご参照いただきたいと思いますが、ここでは歳入の主なものをご説明申し上げます。 12ページをお願いいたします。 最初に、15款2項1目の総務費国庫補助金、1節に新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金として4,143万6,000円を計上しておりますが、こちらは当該交付金の事業者支援分等といたしまして追加交付されるもので、緊急経済対策事業として実施してございます2款1項19目の緊急経済支援事業費に充当するものでございます。なお、この歳入により、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の累計額といたしましては、本年度、3億3,859万1,000円となるものでございます。 続きまして、1つ置いて、15款2項3目の衛生費国庫補助金、1節に新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業費補助金として3,423万4,000円を計上しておりますが、歳出予算に計上しております3回目のワクチン接種に要する経費のほか、これまで当該補助金に充当しておりませんでした歳出予算計上済みの職員の時間外勤務手当などの人件費につきましても、今回、併せて計上するものでございます。 次、13ページとなります。 中段、17款2項1目の不動産売払収入の土地売払収入につきましては、上杉団地1区画ほか、3件の市有地売却に伴い、その収入を計上するものでございます。 その下の17款2項2目の物品売払収入281万円につきましても、廃車となりましたロータリー車等を含む13台の売却収入を計上してございます。なお、この17款につきましては、全て一般財源となるものでございます。 次に、18款1項1目3節に企業版ふるさと寄附金として1,000円を計上してございますが、企業版ふるさと納税に取り組むこととなり、その受入れ先が必要となったことから、節を新設して1,000円を計上するものでございます。 最後となります。 19款2項1目財政調整基金繰入金999万6,000円の減額につきましては、当該補正予算の調整財源として計上するもので、今回の補正により財政調整基金の残高は43億3,000万円ほどとなるものでございます。 以上が一般会計補正予算(第7号)の概要となります。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(黒澤芳彦)  これより本件に対する大綱質疑を行います。 質疑ございませんか。 5番 杉渕 一弘議員。 ◆5番(杉渕一弘)  キャラクターの装飾撤去についてのお伺いをいたします。 6件の62万2,000円ということですけれども、これは、見積書を取った結果が多分こうだと思います。そこら辺のことと、あとコムコムにあるキャラクターのオブジェですけれども、高額なオブジェです。その取扱いは今後どうやっていくのか。 それと、在庫の関係はどうなるのか。今、新聞にも出ていますけれども、そのバッジとか、あるいはふるさと納税に提供しているポロシャツ等なんかのそういうものは、在庫関係はどうなっているのかお聞きしたいと思います。 ○議長(黒澤芳彦)  当局の答弁を求めます。 市長。 ◎市長(津谷永光)  総合政策課長が答弁します。 ○議長(黒澤芳彦)  総合政策課長。 ◎総合政策課長(長岐孝生)  お答えいたします。 まず、キャラクター撤去に係る62万2,000円の額について、見積りをいただいた結果かどうかということでございますが、議員がご指摘のとおり、見積りをいただきまして撤去費用を計上したものでございます。 2つ目のコムコムのオブジェ、100万円相当かかったわけですが、いずれにしても、キャラクターに係るPR等、多くの方の目につく場所に置くことはできないということになりますので、いずれ撤去することになります。 あと、バッジ等の在庫についてでございますが、数量につきましては、今現在、資料がございませんので、把握してございませんが、その在庫につきましても、今後、有償での配布等も不可能ということでございますので、在庫がある場合につきましても、それはもう使えないということになります。 以上でございます。 ○議長(黒澤芳彦)  ほかに質疑ございませんか。 14番 板垣  淳議員。 ◆14番(板垣淳)  私もハローキティについてお聞きしますが、今回の議会でやめる予算が突然出てきました。私は、驚きとともに疑問も感じたところです。 疑問といいますのは、これまで、市長はこの場でずっと、いい事業だというふうに、やることを前面に出してきました。それが、突然、今年度で後はやめるという、その理由が当局からは一切示されていませんので、そのことをまずお聞きしますが、市の態度として、例えば今年の6月議会、これは市長選挙の後の初めての定例議会、そのときの施政方針で市長は何と言ったかというと、国内外にPRしていくと言ったんです。国内は分かるけれども、外国までPRすると、随分威勢のいい話をしたんですよ。そういうことを施政方針で表明した。 それから、同じ6月議会で私は会派代表質問をしましたが、そのときの答弁でも、これは伸び代のある事業だというふうに答弁しました。さらに、コロナ終息後はインバウンド回復の一助にもなるということも述べられました。まさにコロナ終息後、これから来年にかけて、さあ、これから経済が回っていくぞというときにやめるというのは、タイミングからいっても、あれという感じにしか思えないわけです。 それから、総合計画の実施計画、これには、令和3年度、令和4年度、令和5年度、3年間やるというふうに一覧表に書いています。 このように、当局としては、ずっとやるやるということだけしゃべってきて、中止することはみじんも出さなかったのが、突然、理由もなく、今回、出てきたということに対して疑問を持っているということです。 しかも、当局のそういう姿勢に対して、私は違いますけれども、議会の多数はゴーサインを出してきたわけです。それを突然やめるというのは、何かしらの説得力ある理由がなければ、議会に対しては、これは真摯な態度とはいえないと思うんですよ。 ですから、そのことについて、なぜやめるのか、その理由をまずお示しください。 ○議長(黒澤芳彦)  当局の答弁を求めます。 市長。 ◎市長(津谷永光) (市長 津谷 永光君登壇) ただいまの板垣議員からお話がありました。板垣議員が前々からハローキティ事業に対して否定的なご意見があったのは存じ上げております。 また、この議会を通して、先ほどお話がありましたように、ハローキティ、いつも申し上げておりますけれども、全国的に見ても、なかなか、国際的に、外国にも評価されている、こういうキャラクターを使いながらアピールしていくという自治体が大変少のうございました。これこそ、やはりハローキティを活用していく上での大きな理由でもございました。 しかしながら、先ほど外出支援サービス事業のまた1年延期ということの中で、先ほど健康福祉部長が申し上げましたように、コロナが明けておりません。しかもまた、この年度当初にあって、いよいよ経済が回るのかなという大変大きな期待を持っておりましたので、それに期待をいたしておりますし、またハローキティのキャラクター事業に対しましても、令和3年度中に計画をしていた事業がなかなか実行できませんでした。 そして、先ほど、この4月の臨時議会もそうでありましたし、また6月の定例議会でもお話をさせていただきまして、これを検証させてもらったときに、ある程度成果が出てきたというお話はさせていただいておりますが、いよいよコロナ明けにかかっていくに当たって、お話を申し上げましたように、令和3年度中に計画していた事業がなかなかコロナの関係でできない。 特に、小さいお子さんたち含めてでありますけれども、人が密集、密着、密接するような事業もできませんし、またサンリオのピューロランドのようなところに行って、中学生はじめ、修学旅行や、またそういうような形で、職場体験ではないんですが、そういうこともやらせたいという、そういう希望も持っておりましたが、それもできる状況ではなくなりました。 さらには、昨年の10月に大館能代空港3便化が決定いたしましたが、これも、春先まで、ついこの間まで2便化もできない状況でありました。 こういうときに当たって、このまま続けていくことが果たしていいのかどうかという問題。いつもこの議会の中で申し上げましたように、ハローキティ事業に対しての賛否両論がある中で、議会の皆様方の大変温かいご協力をいただきまして、これまで事業を展開してきました。 ただ、6月の議会にも大森議員からもご質問がございましたが、その際も、やはりしっかり検証、それから今後の状況を見据えた上でのハローキティ事業といったものを考えていかなくちゃいけないというお話をさせていただきました。そういうもろもろの、こういう社会情勢、またさらには新型コロナウイルスが今後どうなっていくかということも含めて考えたときに、この事業を来年度もまた続けていくことというのは果たして正しいことであるかどうかといったことに考えが至ったわけであります。 先ほど板垣議員からお話がありましたけれども、3か年計画に盛り込んでいるから、やみくもに、じゃ、それで走れるかどうか。当初、ハローキティ事業をやるに当たって、3年間の状況を見させてくださいというふうな仕方をして、令和4年度に対して、先ほど板垣議員からもお話がありましたように、今度はインバウンドの対策にとっても大いに役立つであろうという思いは変わりはありませんでした。 しかしながら、社会情勢、コロナの情勢を見たときに、これをやはりやみくもに突き進むことは、これは危険であるということも考えまして、このような、今回、来年度、令和4年度のハローキティ事業、大変残念ではありますが、これをやめるという考えに至ったところであります。 様々な、市長会含めて、いろんな会議に行きますと、北秋田市がハローキティを使って様々な事業をやっていることが非常に羨ましいというふうな話も伺いました。 ただ、残念ながら、この状況なので、コロナが、状況がまだ、今後、来年度、しっかりコロナが終息して、たくさんの方々に来ていただけるような状況は、私は、大丈夫とも言える状況でもありませんので、今回、そういう意味での、ハローキティ事業を、非常に残念ではありますが、やめさせていただくことに至ったわけであります。どうぞ、その辺をご理解いただいて、これまでも皆様方からあらゆる指摘もいただきました。 今後、ハローキティに代わる様々な形で夢と希望を、子供さんたち含めて与えるような、そういう事業を探ってまいりたいと思っております。 これまでのご協力に心から感謝を申し上げまして、私からの答弁とさせていただきます。 以上です。 ○議長(黒澤芳彦)  14番 板垣  淳議員。 ◆14番(板垣淳)  私は、一貫して反対してきたので、今回やめるということはもちろん歓迎です。 だけれども、問題は何かというと、市長はじめ当局が、我々議員や市民に対して、いい事業だということをさんざんしゃべってきて、やめる理由を言わないで、突然、今回、やめる予算を出したと。言わなかったので、私が聞いて、今、理由は分かりましたけれども、本来であれば、私から聞かなくても、当局から、きちんとこれこれの理由でやめますということはやっぱり表明しないといけないと思うんですよ。 あんなに珍しい事業をあんなに説明してきた立場の人たちが、説明もなく、いきなり撤去の予算60万円だけを出すなんていうのは、これは議会に対して真摯な態度とはいえないと思いますよ。やるやると言ってきたのを突然やめるということに対しては、やっぱり、これだと議会と市長との信用関係が失われてしまいますよ、きちんと筋立てて事前に説明しないと。 今、市長からいろいろありましたけれども、私には、申し訳ないけれども、弁解にしか聞こえないもの。なぜかというと、それまでさんざんいい事業だということを力説してきたからですよ。 なので、私、市長が今まで説明してきたことと議会がそれに応じてゴーサインを出してきた信頼関係についてどう思っているかということの説明をもう一回お願いします。 それから、もう一つ、先ほど杉渕議員からもありましたが、コムコムのオブジェ、人形は撤去するという答弁でありました。詳しくしゃべれば、ごみにするということですね。使えないんだと思うので、ごみにして捨てるということでよろしいんですか。これはオブジェだけではないです。いろいろ、パネルだとか、あるいは阿仁のほうでは顔出しパネルのこと、いろんな、あるのはありますけれども、それはごみになるということですね。確認をお願いします。 ○議長(黒澤芳彦)  当局の答弁を求めます。 市長。 ◎市長(津谷永光)  撤去に関しては、総合政策課長から。 ○議長(黒澤芳彦)  総合政策課長。 ◎総合政策課長(長岐孝生)  お答えいたします。 撤去することで、皆様方のほうの目に触れさせることはできません。在庫についても、販売したりすることができませんので、現段階では在庫は残ることになります。 サンリオのほうと今、協議しているところですが、結果がそうなるかもしれませんし、すぐ使えるか、その後どう扱うかということをさらに協議していきたいと思います。ただ、今のところの協議の段階では、撤去せざるを得ない、在庫を残さざるを得ないというような状況ではあります。 ○議長(黒澤芳彦)  それでは、市長から。 ◎市長(津谷永光) (市長 津谷 永光君登壇) 再度のご質問であります。 議会との信頼関係に関しましては、常に私は真摯な気持ちで議会と向かい合って答弁をしてきたつもりです。 また、先ほど申し上げましたけれども、世界的に有名なハローキティのキャラクターを使った事業というのは、この事業自体が非常に、地方の自治体がこういうものを使いながら市をPRできるという、そういう大きなチャンスでありました。 しかしながら、先ほども申し上げましたように、思ったような事業展開が昨年以来できませんでした。コロナをそれの理由にするという、やめる理由の中でやはり一番大きかったのはコロナ禍であります。 それと、議会に対しての今回やめるという説明が不足してあったのではないかということは、確かに6月の代表質問のときにも、ただそのときもお話をさせていただきましたが、社会情勢にもよるというようなお話もさせていただきました。 したがいまして、これまで4年やらせていただいてきたわけですが、4年目はほとんどできなかったわけでありますので、これはやはり潮どきと考えたわけであります。 議会の皆様方と大変真剣なやり取りをしていただき、また附帯意見も出していただいたり、またいろいろ、さらに検証するようにという、議会からもお話をいただきながらこの事業を認めていただいたことに対しましては心から感謝を申し上げたいと思いますし、決して、それをないがしろにして、ほごにしながら、勝手にやるやらないというふうなことを決めたつもりもございません。 ただ、先ほど板垣議員のお話がありましたように、今回のこの決定に関して説明がなかったという点は大変申し訳なく思っています。 今後は、やはりいろんな事業を進める上で、様々な形で、ただこれも、やはり政策として動かさせていただいておりましたので、そういう意味では、少し私方も、様々な事業を展開していく上で、この辺はきちんと注意していかなければいけないと思っておりますので、今後ともよろしくお願いいたします。 ○議長(黒澤芳彦)  ほかに質疑ございませんか。   (「なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第84号は、それぞれの所管の常任委員会に付託いたします。 ここで、説明員の移動のため、暫時休憩いたします。   (休憩)                    (11時02分) ○議長(黒澤芳彦)  再開いたします。   (再開)                    (11時03分) ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第9「議案第85号、令和3年度北秋田市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)」を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 市民生活部長。 ◎市民生活部長小松正彦) (市民生活部長 小松 正彦君登壇) ご提案いたします。 議案第85号、令和3年度北秋田市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)。 令和3年度北秋田市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算の補正。 第1条、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ505万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ33億3,074万7,000円と定める。 2、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。 令和3年12月7日提出。北秋田市長 津谷 永光。 内容について、7ページをお願いいたします。 初めに、歳出から、主なものをご説明させていただきます。 1款1項1目一般管理費の18節国保連システム分担金の5万8,000円の増額と2款1項5目11節役務費の手数料、審査支払手数料になりますが、これら2つについては、それぞれ件数の増加が見込まれることから、補正をお願いするものでございます。 次に、7款1項1目22節償還金利子及び割引料の491万円の増額でございますが、これについては、本年10月から始まりましたオンライン資格確認システムの本格運用によりまして、社保等と国保の重複加入が判明いたしまして、重複加入者が納めた国民健康保険税を還付するものとなります。対象世帯は33世帯となってございます。 その下、7款1項3目償還金、22節の償還金利子及び割引料3万4,000円は、国保加入者の過年度分の所得修正申告によりまして負担割合が変更となり、返還された公費分を国保連に返還するものとなります。 次に、前のページ、6ページをお願いいたします。 6款1項1目繰越金は、このたびの補正に係る調整財源として補正するものでございます。 7款2項7目雑入の3万4,000円は、歳出でご説明いたしました過年度分の所得修正により、負担区分の割合の変更に伴う被保険者からの返納金でございます。 以上が補正予算(第2号)の概要となります。よろしくご審議くださるようお願いいたします。 ○議長(黒澤芳彦)  これより本件に対する大綱質疑を行います。 質疑ございませんか。   (「なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第85号は、市民福祉常任委員会に付託いたします。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第10「議案第86号、令和3年度北秋田市国民健康保険合川診療所特別会計補正予算(第3号)」 日程第11「議案第87号、令和3年度北秋田市介護保険特別会計補正予算(第3号)」 日程第12「議案第88号、令和3年度北秋田市立阿仁診療所特別会計補正予算(第2号)」 日程第13「議案第89号、令和3年度北秋田市立米内沢診療所特別会計補正予算(第2号)」の4件を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(石崎賢一) (健康福祉部長 石崎 賢一君登壇) それでは、ご提案申し上げます。 議案第86号、令和3年度北秋田市国民健康保険合川診療所特別会計補正予算(第3号)。 令和3年度北秋田市国民健康保険合川診療所特別会計補正予算(第3号)は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算の補正。 第1条、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ15万8,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億5,311万1,000円と定める。 2、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。 令和3年12月7日提出。北秋田市長 津谷 永光。 内容につきましては、補正予算書の7ページでご説明いたします。 最初に、歳出でございます。 1款1項1目一般管理費の3節、4節の15万8,000円の減額は、給与条例の改正に伴う減額補正となってございます。 前ページ、歳入の一般会計繰入金で歳出との調整をしてございます。 以上が国民健康保険合川診療所特別会計補正予算の内容となります。 続いて、ご提案申し上げます。 議案第87号、令和3年度北秋田市介護保険特別会計補正予算(第3号)。 令和3年度北秋田市介護保険特別会計補正予算(第3号)は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算の補正。 第1条、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ18万9,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ57億9,820万6,000円と定める。 2、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。 令和3年12月7日提出。北秋田市長 津谷 永光。 同じく7ページをお願いいたします。 歳出でございます。 1款1項1目一般管理費及び3款1項3目包括的支援任意事業費の3節、4節の18万9,000円の減額は、給与条例の改正に伴う減額と時間外勤務手当等の見込みによる補正となってございます。 前ページの歳入の7款1項4目事務費等繰入金で歳出との調整をしてございます。 以上が介護保険特別会計補正予算の内容となります。 続いて、ご提案申し上げます。 議案第88号、令和3年度北秋田市立阿仁診療所特別会計補正予算(第2号)。 令和3年度北秋田市立阿仁診療所特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算の補正。 第1条、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ16万3,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2億673万2,000円と定める。 2、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。 令和3年12月7日提出。北秋田市長 津谷 永光。 7ページをお願いいたします。 歳出でございます。 1款1項1目一般管理費の3節、4節の16万3,000円の減額は、給与条例の改正に伴う減額と時間外等の見込みによる補正となってございます。 前ページ、歳入、4款1項1目一般会計繰入金で歳出との調整をしてございます。 以上が北秋田市立阿仁診療所特別会計補正予算の内容となります。 続きまして、ご提案申し上げます。 議案第89号、令和3年度北秋田市立米内沢診療所特別会計補正予算(第2号)。 令和3年度北秋田市立米内沢診療所特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算の補正。 第1条、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ2万4,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2億667万4,000円と定める。 2、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。 令和3年12月7日提出。北秋田市長 津谷 永光。 同じく7ページをお願いいたします。 歳出でございます。 1款1項1目一般管理費の3節、4節の2万4,000円の減額は、給与条例の改正に伴う減額と時間外等の見込みによる補正となってございます。 前ページ、歳入の一般会計繰入金で歳出との調整をしてございます。 以上が米内沢診療所特別会計補正予算の内容となります。 以上、議案第86号から議案第89号までの4件について、ご審議をよろしくお願いいたします。 ○議長(黒澤芳彦)  これより本件に対する大綱質疑を行いますが、議案番号を特定してお願いいたします。 質疑ございませんか。   (「なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第86号から議案第89号までの4件は、市民福祉常任委員会に付託いたします。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第14「議案第90号、令和3年度北秋田市水道事業会計補正予算(第2号)」を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 水道局長。 ◎建設部長兼水道局長(浅村武則) (建設部長兼水道局長 浅村 武則君登壇) それでは、ご提案いたします。 補正予算書の1ページをお開き願います。 議案第90号、令和3年度北秋田市水道事業会計補正予算(第2号)。 総則。 第1条、令和3年度北秋田市水道事業会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。 収益的収入及び支出の補正。 第2条、令和3年度北秋田市水道事業会計予算(以下「予算」という。)第3条に定めた収益的支出の予定額を次のとおり補正する。 支出。 第1款水道事業費用、既決予定額8億6,780万4,000円、補正予定額38万1,000円の減、計8億6,742万3,000円。 第1項営業費用、既決予定額7億8,135万7,000円、補正予定額38万1,000円の減、計7億8,097万6,000円。 資本的収入及び支出の補正。 第3条、予算第4条に定めた資本的支出の予定額を次のとおり補正し、本文括弧書き中、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額2億5,749万1,000円を2億5,729万7,000円に、過年度分損益勘定留保資金2億2,803万5,000円を2億2,784万1,000円に改める。 支出。 第1款資本的支出、既決予定額4億5,776万3,000円、補正予定額19万4,000円の減、計4億5,756万9,000円。 第1項建設改良費、既決予定額1億3,109万9,000円、補正予定額19万4,000円、計1億3,090万5,000円。 議会の議決を経なければ流用することのできない経費の補正。 第4条、予算第6条に定めた経費の金額を次のように改める。 (1)職員給与費、既決予定額9,235万6,000円、補正予定額64万5,000円の減、計9,171万1,000円。 令和3年12月7日提出。北秋田市長 津谷 永光。 事項別明細書でご説明いたしますので、10ページをお開き願います。 収益的収入及び支出の支出でございます。 1款1項1目原水及び浄水費及び3目総係費、いずれも減額補正でございますが、これは給与条例改正などに伴う人件費の補正となってございます。 次のページ、資本的支出でございます。 1款1項1目水道建設事業費19万4,000円の減額でございます。こちらも給与条例改正等に伴う人件費の補正となってございます。 以上が令和3年度北秋田市水道事業会計補正予算(第2号)の概要となります。よろしくご審議いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(黒澤芳彦)  これより本件に対する大綱質疑を行います。 質疑ございませんか。   (「なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第90号は、産業建設常任委員会に付託いたします。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第15「議案第91号、令和3年度北秋田市下水道事業会計補正予算(第3号)」を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 建設部長。 ◎建設部長兼水道局長(浅村武則) (建設部長兼水道局長 浅村 武則君登壇) ご提案いたします。 補正予算書の1ページをお開き願います。 議案第91号、令和3年度北秋田市下水道事業会計補正予算(第3号)。 総則。 第1条、令和3年度北秋田市下水道事業会計補正予算(第3号)は、次に定めるところによる。 業務の予定量の補正。 第2条、令和3年度北秋田市下水道事業会計予算(以下「予算」という。)第2条に定めた業務の予定量を次のとおり補正する。 (4)主要な建設改良事業。 米内沢浄化センター建設工事業務委託、既決予定額1億1,400万円、補正予定額661万円、計1億2,061万円。 耐水化計画策定業務委託、既決予定額1,300万円、補正予定額661万円の減、計639万円。 収益的収入及び支出の補正。 第3条、予算第3条に定めた収益的収入及び支出の予定額を次のとおり補正する。 収入。 第1款下水道事業収益、既決予定額13億4,993万8,000円、補正予定額308万円の減、計13億4,685万8,000円。 第2項営業外収益、既決予定額9億5,935万8,000円、補正予定額308万円の減、計9億5,627万8,000円。 支出。 第1款下水道事業費用、既決予定額14億1,261万5,000円、補正予定額636万9,000円の減、計14億624万6,000円。 第1項営業費用、既決予定額12億7,144万1,000円、補正予定額636万9,000円の減、計12億6,507万2,000円。 資本的収入及び支出の補正。 第4条、予算第4条に定めた資本的収入及び支出の予定額を次のとおり補正し、本文括弧書中、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額「3億1,984万9,000円」を「3億2,067万8,000円」に、消費税及び地方消費税資本的収支調整額「2,672万2,000円」を「2,755万1,000円」に改める。 収入。 第1款資本的収入、既決予定額12億286万6,000円、補正予定額828万1,000円、計12億1,114万7,000円。 第1項企業債、既決予定額6億3,200万円、補正予定額290万円、計6億3,490万円。 第2項出資金、既決予定額2億5,851万2,000円、補正予定額116万円の減、計2億5,735万2,000円。 第3項補助金、既決予定額2億8,266万4,000円、補正予定額330万5,000円、計2億8,596万9,000円。 第4項負担金等、既決予定額2,969万円、補正予定額323万6,000円、計3,292万6,000円。 支出。 第1款資本的支出、既決予定額15億2,271万5,000円、補正予定額911万円、計15億3,182万5,000円。 第1項建設改良費、既決予定額5億5,240万2,000円、補正予定額911万円、計5億6,151万2,000円。 企業債の補正。 第5条、予算第6条の表中「2億4,530万円」を「2億4,820万円」に改める。 議会の議決を経なければ流用することのできない経費の補正。 第6条、予算第9条に定めた経費の金額を次のように改める。 (1)職員給与費、既決予定額4,906万8,000円、補正予定額19万5,000円、計4,926万3,000円。 令和3年12月7日提出。北秋田市長 津谷 永光。 事項別明細書でご説明いたしますので、11ページをお開き願います。 初めに、収益的収入、支出の支出でございます。 1款1項営業費用、1目から5目の総係費までです。これの2節、3節、6節につきましては、給与条例改正等に伴う人件費の補正でございます。 11ページの下段でございます。 15節委託料でございますが、これは今年度から着手しております水道施設耐水化事業に係る委託料の請負差額の補正でございまして、後ほど説明いたしますが、資本的支出へ組み替えるものでございます。 10ページにお戻りください。 収益的収入につきましては、1款2項営業外収益、1目補助金は、先ほど説明いたしました委託料の減額に伴うものであり、同様に資本的収入に組み替えるものでございます。 4目雑収益につきましては、本補正に伴う消費税及び地方消費税の補正でございます。 続きまして、13ページをお開き願います。 資本的支出の補正でございます。 1款1項1目建設改良費、このうち17節委託料につきましては、収益的支出からの組替えで、米内沢浄化センター建設工事業務委託として耐震化工事の増額補正を行うものでございます。 20節工事請負費につきましては、新規住宅建設の増に対応すべく、公共ますの設置工事費の増額を行うものでございます。 12ページにお戻り願います。 資本的収入の補正でございます。 1款1項1目建設改良債と1款3項1目国庫補助金、こちらにつきましては、収益的支出から資本的支出に組み替えました事業費の特定財源となるものでございます。 4項1目負担金及び分担金につきましては、新規住宅建設の増に伴う受益者負担金の増額でございます。 2項1目出資金でございます。こちらは、事業精査により減額となるものでございます。 以上が令和3年度北秋田市下水道事業会計補正予算(第3号)の概要となります。よろしくご審議くださいますようお願いいたします。 ○議長(黒澤芳彦)  これより本件に対する大綱質疑を行います。 質疑ございませんか。   (「なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第91号は、産業建設常任委員会に付託いたします。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第16「議案第92号、北秋田市クウィンス森吉指定管理者の指定について」 日程第17「議案第93号、北秋田市打当温泉マタギの湯の指定管理者の指定について」 日程第18「議案第94号、北秋田市ふるさとセンターマタギ資料館)の指定管理者の指定について」 日程第19「議案第95号、北秋田市農業者健康管理施設指定管理者の指定について」 日程第20「議案第96号、北秋田市農林水産物直売食材供給施設指定管理者の指定について」の5件を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 産業部政策監。 ◎産業部政策監(金澤誠) (産業部政策監 金澤  誠君登壇) それでは、ご提案させていただきます。 議案第92号、北秋田市クウィンス森吉指定管理者の指定について。 北秋田市クウィンス森吉条例第3条第1項の規定に基づき、指定管理者を次のとおり指定するものとする。 1、施設の名称。北秋田市クウィンス森吉。 2、指定管理者となる団体名。鷹巣観光物産開発株式会社。 3、指定管理者の管理運営期間。令和4年4月1日から令和6年3月31日。 令和3年12月7日提出。北秋田市長 津谷 永光。 提案理由。 地方自治法第244条の2第3項及び北秋田市クウィンス森吉条例第3条第1項の規定に基づき、北秋田市クウィンス森吉の管理運営を行わせる指定管理者を指定するため、同法第244条の2第6項及び北秋田市公の施設に係る指定管理者の指定の手続等に関する条例第6条の規定に基づき、議会の議決を経る必要があるため、提案するものである。 次ページ以降に指定に係る申請書を添付してございますけれども、クウィンス森吉につきましては、昨年度において指定管理者の募集を行ったところ応募がなかったことから、今年度は市直営で管理運営を行ってございます。 また、本案につきましては、去る10月21日に開催されました指定管理者選定委員会において指定管理者として選定されたものでございます。 なお、6月から故障が続いておりました源泉くみ上げ施設につきましては、復旧作業を終えまして、昨日から温泉の利用が可能となってございます。 次に、議案第93号をご提案申し上げます。 議案第93号、北秋田市打当温泉マタギの湯の指定管理者の指定について。 北秋田市打当温泉マタギの湯条例第3条第1項の規定に基づき、指定管理者を次のとおり指定するものとする。 1、施設の名称。北秋田市打当温泉マタギの湯。 2、指定管理者となる団体名。マタギの里観光開発株式会社。 3、指定管理者の管理運営期間。令和4年4月1日から令和6年3月31日。 令和3年12月7日提出。北秋田市長 津谷 永光。 提案理由。 地方自治法第244条の2第3項及び北秋田市打当温泉マタギの湯条例第3条第1項の規定に基づき、北秋田市打当温泉マタギの湯の管理運営を行わせる指定管理者を指定するため、同法第244条の2第6項及び北秋田市公の施設に係る指定管理者の指定の手続等に関する条例第6条の規定に基づき、議会の議決を経る必要があるため、提案するものである。 次ページ以降に指定に係る申請書を添付してございますが、本案につきましては、公募によらず、現在の指定管理者を候補者として指名しているものでございます。 次に、議案第94号をご提案申し上げます。 議案第94号、北秋田市ふるさとセンターマタギ資料館)の指定管理者の指定について。 北秋田市ふるさとセンターマタギ資料館)条例第3条第1項の規定に基づき、指定管理者を次のとおり指定するものとする。 1、施設の名称。北秋田市ふるさとセンターマタギ資料館)。 2、指定管理者となる団体名。マタギの里観光開発株式会社。 3、指定管理者の管理運営期間。令和4年4月1日から令和6年3月31日。 令和3年12月7日提出。北秋田市長 津谷 永光。 提案理由。 地方自治法第244条の2第3項及び北秋田市ふるさとセンターマタギ資料館)条例第3条第1項の規定に基づき、北秋田市ふるさとセンターマタギ資料館)の管理運営を行わせる指定管理者を指定するため、同法第244条の2第6項及び北秋田市公の施設に係る指定管理者の指定の手続等に関する条例第6条の規定に基づき、議会の議決を経る必要があるため、提案するものである。 本案につきましては、次ページ以降に指定に係る申請書を添付してございますが、打当温泉マタギの湯と一体的に管理運営を行う施設となってございますので、業務計画書や収支計画書等につきましては議案第93号と同じ内容となります。また、打当温泉マタギの湯と同様、公募によらず、現在の指定管理者を候補者として指名しているものでございます。 次に、議案第95号をご提案申し上げます。 議案第95号、北秋田市農業者健康管理施設指定管理者の指定について。 北秋田市農業者健康管理施設条例第3条第1項の規定に基づき、指定管理者を次のとおり指定するものとする。 1、施設の名称。北秋田市農業者健康管理施設。 2、指定管理者となる団体名。マタギの里観光開発株式会社。 3、指定管理者の管理運営期間。令和4年4月1日から令和6年3月31日。 令和3年12月7日提出。北秋田市長 津谷 永光。 提案理由。 地方自治法第244条の2第3項及び北秋田市農業者健康管理施設条例第3条第1項の規定に基づき、北秋田市農業者健康管理施設の管理運営を行わせる指定管理者を指定するため、同法第244条の2第6項及び北秋田市公の施設に係る指定管理者の指定の手続等に関する条例第6条の規定に基づき、議会の議決を経る必要があるため、提案するものである。 本案につきましては、次ページ以降に指定に係る申請書を添付してございますが、本施設も打当温泉マタギの湯と一体的に管理運営を行う施設となってございます。業務計画書や収支計画書等につきましては、議案第93号と同じ内容となります。また、打当温泉マタギの湯と同様、公募によらず、現在の指定管理者を候補者として指名しているものでございます。 次に、議案第96号をご提案申し上げます。 議案第96号、北秋田市農林水産物直売食材供給施設指定管理者の指定について。 北秋田市農林水産物直売食材供給施設条例第3条第1項の規定に基づき、指定管理者を次のとおり指定するものとする。 1、施設の名称。北秋田市農林水産物直売食材供給施設。 2、指定管理者となる団体名。マタギの里観光開発株式会社。 3、指定管理者の管理運営期間。令和4年4月1日から令和6年3月31日。 令和3年12月7日提出。北秋田市長 津谷 永光。 提案理由。 地方自治法第244条の2第3項及び北秋田市農林水産物直売食材供給施設条例第3条第1項の規定に基づき、北秋田市農林水産物直売食材供給施設の管理運営を行わせる指定管理者を指定するため、同法244条の2第6項及び北秋田市公の施設に係る指定管理者の指定の手続等に関する条例第6条の規定に基づき、議会の議決を経る必要があるため、提案するものである。 本案につきましては、次ページ以降に指定に係る申請書を添付してございます。こちらの施設も、道の駅あにでございますが、打当温泉マタギの湯と一体的に管理運営を行う施設となってございます。打当温泉マタギの湯と同様、公募によらず、現在の指定管理者を候補者として指名しているものでございます。 以上、議案第92号から議案第96号までの5件につきまして、よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(黒澤芳彦)  これより本件に対する大綱質疑を行いますが、議案番号を特定してお願いいたします。 質疑ございませんか。 1番 山田 博康議員。 ◆1番(山田博康)  3点ほどお聞きさせてください。 クウィンス森吉についてですけれども、まず1点目は、これ、昨年度、指定管理の公募をしたけれども応募者がおらないという状況の中で、市の直営でまず運営されました。今、いろんなトラブル等がありまして、温泉としてまず稼働しているということですけれども、市で直営された場合、どれぐらいの経費がかかったのか、そして新たに今度指定管理するに当たって、どれぐらいのあれを見ておられるのかということについてまずお聞きさせていただきたいということが第1点。 あと、第2点目は、議案第93号から96号でございますけれども、これ、今の説明ですと、公募によらず指定と、こういう説明をされました。指定管理というのは、要するに、行政じゃなくて、そういう民間の競争原理を働かせた形の中で、幾らかでも経費、市としては経費負担をしているような形で、多数の公募の中で選定していくというのが指定管理の建前ではなかろうかなと思うんですけれども、なぜそれが、今回このような方法を取られたのかということが2点目です。 それと、あと、今、申し上げました施設につきましては、関連施設であるというような説明の中で、一括、打当温泉が指定管理をするということになったという説明でございますけれども、こういう関連施設であるとすれば、これを一括した指定管理という形の方法を取るべきではないかなと思うんですけれども、それぞれ個々に、こういうふうな形で提案しなければならない仕組みがあるのか、その点についての説明をひとつ、まずいただきたいと思います。 ○議長(黒澤芳彦)  当局の答弁を求めます。 市長。 ◎市長(津谷永光)  産業部政策監から。 ○議長(黒澤芳彦)  産業部政策監。 ◎産業部政策監(金澤誠)  お答えいたします。 まず、1点目、クウィンス森吉の関係の経費の関係でございます。 今、クウィンス森吉で、市直営で行っておりまして、現在の予算額では、6,900万円ほどを単年で計上しているところでございます。それから、6月の定例会のときに債務負担行為のほうを追加させていただきましたけれども、クウィンス森吉につきましては、令和4年、令和5年で限度額のほうが3,100万円ほどになってございます。指定管理をしたほうが減額になるというような内容でございます。 それから、93号から96号の公募よらずなぜということにつきましては、地域の重要な観光拠点となってございますけれども、立地条件その他の理由から、採算性が高い施設であるとはいえない状況でございます。これまでの指定管理者の公募に際しましては、当該法人に比較して、なかなか優良な事業者からの応募がない状況でございました。そういったことから、引き続き当該法人による管理運営を継続するため、指名しているというような状況でございます。 あと、一括した指定管理にすればいいのではないかということですけれども、条例でそれぞれの施設が単独で設定されておりますので、指定管理に関しましても一つずつ指定するということでございます。 以上です。 ○議長(黒澤芳彦)  1番 山田 博康議員。 ◆1番(山田博康)  そうすると、今の説明をお聞きしますと、クウィンス森吉に関しては、市の直営でやった場合と指定管理した場合に大きな減額になると、こういうことですよね。 僕、この指定管理の在り方について、以前にも、何でこの指定管理ができなくなったのかと、応募ができなかったのかということについて、要するに、受ける側が、経営的に採算が合わないから、結局、乗ってこなかったと思うんですよ。とすれば、要するに、今いる元の経営者と、市としてはやっぱり事前協議というようなものをした中で、これであるならばやっていけるしというようなところになると、まずこの予算計上からすると倍近く違っていますよね、その経費の中で。 だから、そういうことをやっぱりまずしていかなければならないんじゃないかなということを前提にして、今の後段の打当温泉に対する指定管理、公募によらないということの今の説明だと、地元企業として、一応、まず雇用の維持だとかというようなことというような説明をされました。 だけれども、まず県内、例えば各町村において、こういう指定、旧町時代にあれした事業所が非常に、大変経営状況が厳しいということで、廃止とかというような方向に進んでいるところもある中でいえば、一見ありがたいことのようではありますけれども、公募しないで指定管理をするとすれば、指定管理料というものに対するきちっとした外部からのチェックを入れた形の中で進めていかなければ、指定管理そのものの意味というか、意味そのものが存在しなくなると思うんですけれども、その点についてはどういう考えの中で進められたのかについての見解をいただきたいと思います。 ○議長(黒澤芳彦)  当局の答弁を求めます。 市長。 ◎市長(津谷永光)  重ねて、政策監から。 ○議長(黒澤芳彦)  産業部政策監。 ◎産業部政策監(金澤誠)  指定管理期間が終了して、次の指定管理のほうの募集をかけていくわけですけれども、その後、もちろん、前の指定管理者の方に応募をしていただけなかったということであれば、どういったことで応募していただけないかというような聞き取り、あるいは協議をさせていただいてございます。 やはり、指定管理料等を含め、いろいろ、この金額がなければやっていけないというようなこともございまして、指定管理料のほうの見直しも含めまして、新たにこの指定管理のほうを募集したところでございます。 なお、今回の指定管理料の算定根拠になりますけれども、コロナ前の過去3年間の平均売上高の10%減とさせていただいて、それに連動する売上げの原価等も合わせて減としてございます。ただし、人件費については、現在の賃金ベースを維持しなければならないということになりますので、同じく過去3年間の平均の賃金総額を確保して、欠員についても補充する形で指定管理料のほうを積算しているところでございます。 そういったところで指定管理料のほうを設定させていただいておりますので、それを、今度、指定管理者が決まって、指定管理をお願いした段階で、どのようにこちらのほうを財源として運営しているか、そこら辺につきましては、毎月の事業の報告だとか、そういったものをいただきながら、市のほうでチェックしている状況でございます。 以上です。 ○議長(黒澤芳彦)  1番 山田 博康議員。 ◆1番(山田博康)  最後になります。 とにかく、今の説明を聞くと、まず今回の、去年の場合、コロナという、全く予想し得ないような緊急事態の中で、当初の予定に見合うような集客ができなかったということになると、当然、指定を受けた側の経営そのものが厳しくなると。それは当然のことだと思うんですよ。 結局、言いたいのは、やっぱり、そういう予想し得ないような社会情勢というか経済情勢の変化の中で、きっと、やっぱり当然、一旦、3年間という期間があるけれども、指定して、指定期間内であるとも、そういう見直しをする、そういう場というものが当然なければならないんじゃないかと思うわけ。 それは、まず、さっき申し上げましたように、やっぱりきちっと、相対じゃなくて公平な第三者を入れた、そういう機関というものを設立するというのかな、そういう運営の仕方で今後、対応していかなければならないんじゃないかなと思うんですけれども、その点についてはどういうふうに考えておられるのかな。 ○議長(黒澤芳彦)  答弁を求めます。 市長。 ◎市長(津谷永光)  再々、政策監が答弁します。 ○議長(黒澤芳彦)  産業部政策監。 ◎産業部政策監(金澤誠)  第三者の方にしっかり見ていただければどうかというようなお話がございました。 今、指定管理者のガイドライン等もございまして、そちらに基づいてこちらのほうを行ってございますので、そういったご意見もあったということで、こちらのほうで少し検討させていただきたいと思います。 以上です。 ○議長(黒澤芳彦)  ほかに質疑ございませんか。   (「なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第92号から議案第96号までの5件は、産業建設常任委員会に付託いたします。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第21「陳情第42号、安全・安心の医療・介護・福祉を実現し、国民のいのちと健康を守るため国に意見書提出を求める陳情」 日程第22「陳情第43号、精神保健福祉の改善について国に意見書提出を求める陳情」 日程第23「陳情第44号、安全・安心の医療・介護・福祉を実現し、国民のいのちと健康をまもることを国に求める意見書提出の陳情」 日程第24「陳情第45号、介護をする人・受ける人がともに大切にされる介護保険制度への転換を求める国への意見書提出の陳情」の4件は、請願・陳情文書表の記載のとおり、市民福祉常任委員会に付託し、審査をお願いすることにいたします。 ○議長(黒澤芳彦)  以上で本日の日程は全て終了いたしました。 本日はこれをもって散会いたします。 ご苦労さまでした。   (散会)                    (11時57分)...